優しい嘘つき
ちょっとメモメモ。ここでしか吐き出せないものとか?

Kiss本誌 のだめカンタービレ Lesson124 ネタバレ!

どんなに忙しくても、やっぱり楽しみにしていたのだめ本誌。
ブログ日記はお休みしてるのに、早番なのに、感想吐き出しにかかるってどうなんだろう(苦笑)

天空聖龍もむちゃくちゃはまってしまいました・・・これも多分吐き出しにきますよ(笑)

でも、とりあえずはのだめ〜!
ではでは、呟きいってみます!




一読しての感想

そっちのほうか!

・・・
・・・

ええと、まずは表紙。

「届かなかった想いはどこへ?」

しゃがみこみ、目を閉じるのだめ。
自分の肩を抱くのだめの指先が、鍵盤を幸せそうに辿るのは、もう少し先かなあ〜。

想いの先には、千秋と、そして今までのだめが音楽を通して出会ってきた全ての人たちがいるんだと思うよ?うん!



疲れちゃったんです・・・

ミルヒーにアパルトマンで何があったのかを話すのだめ。

ミルヒーが座らずに(座れないのか?片付いてなくて)話を聞いてるのが意外だった。
腕を組んで話を聞く姿は(頭の中のイメージが、クラブワンモアキスだからか?ソファーにでーんと。)子供が仕出かした悪戯とか失敗を「やれやれ・・・」と聞いてるお父さんのよう(あくまで私の個人的な思い込み)。

千秋にプロポーズし、スルーされたことを語るのだめ。
そんな彼女に巨匠は驚きながら「結婚したいの?のだめちゃん」と。

ええ、ええ、読者一同そう思っていたところですよ!

「なんで?子供でもできた?」
「そうじゃなくて・・・そうじゃないけどっ」

結婚したくてしたくて、恋焦がれて離れたくなくて、そういったことじゃなくて。
二人の距離(のだめが一方的に感じてる)を埋める術が他に見つからなかったんだよね。
・・・って、のだめ本人はそれすら気がついてないようですけど。

「自分でもわからないんです・・・なんでそんなこと言っちゃったのか」

で、そんなこと言う自分自身にも嫌気がさしてるんですよね。
どうにもならない自分の気持ち。プロポーズ受けてくれたって実は解決しなかったであろうその気持ちの問題。でも、千秋にスルーされたことも少なからずショックで。

そして、何よりこれだったんだよね。

「ただもう・・・疲れちゃったんです・・・学校とかピアノとか」

うん、疲れたよねTT


ババ抜き

ジャンにせがまれるまま、トランプをする千秋。
心ここに在らず、です。
ジャンのあからさまな技(技か!?笑)にもひっかかる(?)千秋。
ゆうこが見かねて「具合でも悪いの?」と訊ねます。
「別に」とこたえつつ、心の中ではぐるぐるしてます。

「電話したほうがいいのか?」
「でも、あれが本気だったとしてどうする!?」
「いや・・・本当はあの時 一瞬”あコイツ逃げた”そう思ったんだ」
「だけど 冗談だと思いたくて」

千秋が感じていた”逃げた”という言葉。
そうか。のだめはその手も使っちゃったらいけないのか・・・と少し胸が痛みました。
多分、多くの読者さんもそんなのだめは嫌なんだろうな、とも。

逃げちゃいけないのか・・・そうだろうな・・・だけど・・・なあ・・・はーああああ・・・・(と私が暗くなってどうすんだよ)
逃げたくなる気持ちのほうが、ずっとわかるんですけど。

物凄く信じてる。
千秋はのだめのこと、凄くすごく信じてる。
だからこそ、「なんで今更!」って怒ってる。
「ここまで来て、そりゃないだろう・・・のだめ!」って。

いーたーいーっ。
千秋、多分、そこがわからなかったら・・・お父さんとのことも越えられない気がするよ・・・。
そうなんだけど、そうなんだけど!
と、もやもやがまた溜まってきましたよう。
千秋だって逃げたでしょ?
冗談にしたかった。それも逃げだよ〜??気がつけ〜!!

千秋がゲームを放棄して立ち上がる時に「くそ!最悪だな!」と吐き捨てるように言うのですが、あれはわかっていたのにジョークにしてしまった自分自身になのか、それとも”逃げた”のだめに対してなのか・・・それによって大きく話は変るような気がしました。
私は・・・どちらにとったと思いますか?


ファウスト

「千秋とRuiが、のだめちゃんのやりたかったことやってくれちゃったから、もうやる気がでない、と。」

ミルヒーは持ってきた新聞の記事を見つめながら呟きます。
のだめはソファーに体を預けながら、冷めた眼差しと口調で答えます。

「ちがいます。やりたいと思っていた以上のことをやられたんです。」

目を閉じ、吐き出します。

「特別なことじゃなくて・・・・とても特別な・・・」

この台詞でのだめのダメージ具合がわかりますよね。
どんなに追いつきたいと願っても、頑張っても、追いつけない。
これって・・・苦しいよなあ・・・。

ファウストと重なるのです。
こののだめが。

「自分はそれを学ぶ以前と比べて、これっぽっちも利口になっていない」
―メフィスト(悪魔)と契約を結ぶファウスト博士。
彼はあらゆる知識をきわめ尽くしたいと願い、哲学、法学、医学、神学の四学部すべてにおいて学問を探究して。
けれども、どうしてもその無限の知識欲求を満たしきれなくて。
「自分はそれを学ぶ以前と比べて、これっぽっちも利口になっていない」
そう歎き人間の有限性に失望するのです。

頑張っても頑張っても、差が埋められない。
頭ではわかっている。「もっと頑張ればいい」
あんなに楽しいだけだった音楽が、歌うように響いていた音楽が、今は苦しいだけ。

「のだめちゃんのピアノ聴かせてよ」

この苦悩を、多分ミルヒーは知っている。
楽しいだけじゃなく、一時、手放したくなるほど苦しくなるのだと知っている。
違うかな?
ベートーヴェンが音が聞こえなくて絶望した時があったように。

ミルヒーは心の中で「ここでお別れか?それとも――」と思いながら、のだめにピアノを聴かせて欲しいと伝えます。
のだめは瞳の端に涙を浮かばせながら「最後に?いいですヨ」とピアノに向かって――

こののだめは、本当に切なかったです。


ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第31番

嘆きの歌
つかれはて 心もない

泣きながら弾くのだめ。
聴き入るミルヒー。そしてムッシュー。
ムッシューはそれがのだめの弾くものだとわかっていて、千秋のお父さんと重なったようです。
そしてミルヒーも何かを感じています。

のだめは最後のフーガ「歓喜」の部分は弾かずに涙を零して鍵盤から指を離しました。


メフィスト−フェレス

のだめの音に、ミルヒーは何かを見出します。
そして「正面から向き合うと どんなに楽しいのか・・・知りたくない?」と一歩前に歩み出ます。

そして悪魔メフィストがファウストを誘惑するときの言葉が被さります。
”私はお前の伴侶になって お前に仕えよう”

「のだめちゃんがやりたかったこと、一度はやってみたいデショ。
千秋のことなんか忘れて 僕と一緒に行きますか?」

”お前が望むなら お前を救い”
”お前が望むものの 全てをあたえよう”
”ただし それがすべて叶ったら  下界(地獄)の世界では反対に私に仕えるのだ―――”

のだめ(ファウスト)はミルヒー(メフィスト)の手をとった。

今回、ヴィエラ先生の指揮するオペラはファウストだったんですねえ。
千秋はその練習でこの悪魔との契約を見ています。
まさかのだめがそんなことになってるなんて・・・さすがに気がついてないでしょうね・・・。


美しい音が聞こえるうちに・・・

のだめを連れ帰ったミルヒーにエリーが怒り爆発。
だって彼はのだめと競演すると言い出したからね。ピアノ協奏曲。
無名の、実力も定かじゃないのだめ。
それを舞台に立たせるってんだから、そら怒るわな。
のだめは相変わらずの不貞腐れ状態。
手はとったものの、気が晴れる様子はなく。(あたりまえか)

今まで様子のおかしかった理由が禁煙はじめたからだったとか、相変わらずな巨匠でしたけど。
聴力が落ちてきてるんですよね。
だから、聴こえるうちに。
生きているうちに。
のだめの音を聞きたい、見たい。

それは、悪魔としてじゃなくだよね?

―ファウストは罪の意識にさいなまれて絶望し嘆く。最愛の人が牢獄に繋がれて「おお、私など生まれてこなければ良かった!」と。
メフィストは、「彼女は裁かれた!」と叫ぶ。
しかし天上から「救われたのだ」という(天使の)声が響く。
ファウストは愛する人を牢獄に残し、メフィストに引っ張られるままにその場を去ってゆく―

のだめファウストのラストはどうなる?
ミルヒーが心からの悪魔でないとは思っているから、のだめが何かに気づくと思っているから、千秋ももう一歩踏み込んでくれると信じてるから、実はそんなに不安になってるわけじゃない。
うん。前回よりも、私は前向きに妄想できました。

結婚という言葉も、この悪魔の”伴侶”にかけたのかなあ〜とか、千秋の大学最後の曲目「メフィスト・ワルツ」だったよね?とか、いろいろ一人で楽しんだんですけど。
「村の居酒屋での踊り」・・・魂と引き換えに快楽を手にしたファウストとメフィストが二人で連れ立ってきた居酒屋での描写。
千秋が弾いたのは、のだめとミルヒーの居酒屋での悪事!とか。
そう思うとちょっと面白くて。


千秋とのだめにとって、ミルヒーは悪魔でもあり天使でもある、と、私は思っています。
そしてなにより魔法使いだもんね。
ちょっと妄想してたことだし。
安易に競演するとも・・・実は思えないんだけれども・・・まあ、所長がどんな魔法を使わせるのか・・・展開をもってくるのかが楽しみです。


7月10日、どんな激流が待っているのかな。
わくわくしてます。




  1. 2008/06/11(水) 03:33:40|
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